Apple初のAR/VRゴーグル（ヘッドセット）の発表が間近だとの情報が出てきました。Bloombergの記事によれば、年4回ほど開催される取締役会で、ヘッドセットのあるバージョンが公開されたとのことで、これは開発が最終段階に入ったことを意味するといいます。

予想では、今年中か来年早い段階での発表ののち、来年中に一般販売という見方がありますが、ここで気になるのは、この話題はヘッドセット型「ゴーグル」なのか？ メガネ型「グラス」なのか？ あるいは両方なのか？ という疑問です。

おそらく開発は両方であり、先に登場するのが「ゴーグル」なのでしょう。ヘッドセット型とメガネ型を比較すれば、やはりメガネ型の方が開発のハードルは高いからです。様々な問題で開発が難航、あるいはストップしたとの情報が流れていましたが、おそらく主にメガネ型のリークだったのではないでしょうか。

先行するヘッドセット型は、今後Appleが参入するであろうメタバースなどでの使用が主なものとなり、日常生活で使用するメガネ型はもう少し先になると予想されます。同時に、Appleのメタバースへの取り組みがアプリにとどまらず、サービス自体を視野に入れているかどうかも気になるところです。

iPhoneに置き換えられるといわれる、メガネ型の端末の登場はまだ少し先になりそうですが、普及するためにはデザインの重要性も大きく影響すると思います。顔に装着するのですから自分の好みのものを着けたいですからね。おそらくファッションブランドとのコラボは必ずあるでしょう。楽しみです。

いずれにせよAppleにとって、久しぶりの新たなデバイスの登場が間近になって来ました。今年6月のWWDCで発表されるかどうかは微妙なところですが、期待して待ちたいと思います。