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オートモビルカウンシルに出展! Der FREIRAUMデアフライラウム “自由な余白” 番外編

連載著者の横川さんが個人出展します

PF編集部 フォルクスワーゲン・ゴルフ 2024.03.23

レストアまでの経緯を見てもらいたい

当サイトで好評連載中の「Der FREIRAUM デア フライラウム”自由な余白”」は2022年4月に始まり、すでに22回を数える。著者の横川謙司さんはキャンプ好きのVWゴルフマニア。幾多のゴルフを乗り継いだ挙句、ついには幻のキャンピングカー”ビショフベルガー・ゴルフキャンパー”を入手したいと思うようになった。

捜索は困難を極め、世界中を探したものの売物はなかった。仕方がないので、ベース車としてゴルフ・キャディ(ピックアップ)をオーストリアの私設VWゴルフ博物館から手に入れた。キャンパー部分はフルスクラッチしようという算段だ。

その製作に着手した矢先、ビショフベルガー・ゴルフキャンパーのオリジナル車がひょっこり姿を現した。ドイツで売物が出たのだ。改造素材としてのゴルフ・キャディ、そしてホンモノのビショフベルガー・キャンパー。彼は期せずして2台持ちになってしまう。そして両車ともに、今はレストアの工程にある。

4/12〜14に幕張メッセで開催されるオートモビルカウンシル2024。横川さんによる個人出展だからブースはごく小さなもののようだが、なによりまず、そこに横川さん本人がいることが魅力だろう。自身の製作による1/5ミニチュア模型や、やがて車両に組み込まれるパーツ類を肴に、ゴルフのこと、個人輸入のこと、レストアのことなど、いろいろ話してみてはいかがだろう。

“Project Caddy”ブースのイメージ図

ビショフベルガー捜索のため世界中を駆け回り、ドイツで見つかったとなれば現地に飛んで売主と折衝し、輸出入にかかる書類の用意や船の手配も全部自分でやり、ようやく船に載ったとなればその船を追跡してドローンを飛ばして撮影する。こう聞けば、なんだかとても執念深い偏屈者を想起させるが、心配は無用だ。実際の横川さんは柔和で人当たりの良い紳士である。ご興味のある方はぜひオートモビルカウンシルへどうぞ!

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